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陽に照らされし君の額に



血潮通いし彼の日を思う





魂結ぶ、その縄を


鈍らに引き裂く


 鉄の鼓動ぞ怨めしき。





日はまた昇り


 また沈む。





紅く脈打つ滾(たぎ)りし炎





独り、そば喰らふ




別れを認め


 杯を交わした。





夕焼けの色


目頭に




師走の風に誘われて


分かつは鍋か

思い出か




電車の中から

街のざわめきにまで

僕は君の声探している


闇の中から

太陽の日差しにまで

僕は君の声求めている


ふとほら、

君の声きこえると

僕は大きく震えだす。



明けても覚めぬ


朝ばかり



月を臨む、空の下


月を臨む、空の下


星を臨む、この丘で


つのりゆく、この想い


ただ叫ぶ、愛しきと。




忘れゆく、君の姿


ただつのる、この想い。


君を望む、闇の下


ただ望む、この心




 今日もまた、


互いに向き合うこともなく


 擦れ違う。




どうして互いに求め合うのに

 擦れ違うのだろう 。




悔い改めを


悔い改める






風と、共に

 いきましょう。




火を点し

煮込むのは、


 われらが友情。




明けても



 日は沈む。